愛犬が下痢をしているとき、何を食べさせたらいい?どんなフードを与えれば治るのか
犬の中にはお腹を壊しやすい子がいます。お腹を壊す原因としては、食事の急激な変化、引っ越しや季節の変わり目などの環境の変化、飼い主のストレスなど、さまざまなことが考えられます。
同じことを繰り返さないためにも、まずは原因を考え、生活習慣全体を見直すことが大切です。愛犬がお腹を壊したとき、何を食べたらいいの?
愛犬が下痢のときに避けたい食べ物
お腹の調子が悪くても、食欲旺盛な犬はたくさんいます。しかし、無理に食べさせると下痢を悪化させることがあります。特に、クッキーやジャーキーなどの固い食べ物、脂肪分の多い肉類、食品添加物を多く含む加工食品は、消化器官に負担をかけます、
胃腸を疲れさせる可能性が高いので、これらの食べ物は避けましょう。
愛犬の下痢回復を助ける食べ物
愛犬がお腹を壊したら、まずは絶食して胃腸を休ませることが大切です。ただし、脱水症状には気をつけたいので、水分補給は欠かせません。とはいえ、水だけを飲ませるのは難しい。そんなときは、本葛粉を使って葛湯を作ってみるのもいい。ただし、作りたての葛湯は皮膚を火傷することがあるので、必ず人肌以下に冷ましてから犬に与えること。
犬のお腹が落ち着いてきたら、柔らかくした食材や大根おろしやリンゴで作ったスープ、炎症を鎮めるといわれる亜麻仁油などを少しずつ与えていきます。
下痢をしてぐったりしている場合は、動物病院に連れて行きましょう。
元気がなく、動きにくい場合は、異物を飲み込んだか、病気の可能性があります。緊急事態かもしれないので、まずは動物病院へ。お腹の調子が悪くても元気な場合は、自宅で様子を見ても大丈夫な場合があります。また、体内に入った悪玉菌を排泄している場合は、下痢止めなどを飲むと悪玉菌が体外に出にくくなります。ペットが元気でも、心配な場合は自己判断せず、かかりつけの動物病院に相談しましょう。
また、ストレスが胃腸障害の要因になっている場合もあります。散歩やふれあいなど、飼い主さんと愛犬のストレスケアをおすすめします。